このページは、タイプ別トランクルーム注意点と対策!と、最新のトランクルーム事情についてご案内します。
まずは注意点の前に、どんな荷物にどんなトランクルーム?最新のトランクルーム事情について解説します。
良いトランクルームの条件とは!トランクルームは、店舗ごと、それぞれで注意することがあります。
良いトランクルームの4条件
このサイトは、以下の4条件でランキング順位を決めています。
①駐車スペースがある
- 駐車スペースで専用台車に載せて➡使用ルームまで、距離があると大変です。
- 駐車スペースが無いと、毎回駐車料金がかかったり、勝手に置くと駐車違反になったり。
- トランクルーム側の会社がはっきり「ここが駐車スペースです。」と、ホームページや現地に表示している事が重要です。
このサイトでは、上記の理由から貴重な駐車スペースがある施設を主にご紹介しています。
②空調:低い湿度
湿度60%を超えるあたりからカビは活動し始めます。とはいえ東京の冬は30%以下にもなる位に乾燥しますので、夏の間だけの問題です。
梅雨から秋雨迄の夏の間に湿度60%以上になるには、密閉され水分のほとんどない屋内トランクルーム施設では、逆に大変なことです。
人の出入りが少ない小さな施設なら空気の出入りも無いため湿度も上がりません。
この湿度は、何となく体がわかるものです。冬でも空気が湿っている場合は、雑巾のようなにおいがすることもありますので、申し込む前にぜひ下見で中に入ってみてください。
布団や衣料などカビが生えては困るものの保管は、基準を満たしたトランクルームへの保管した方が安全です。路面型トランクルームの「キュラーズ」、宅配型トランクルームの「宅トラ」1年中湿度60%以下をクリアしています。
③建物の構造
建物の構造は以下のような種類があります。
- 木造(W造)※このサイトでは、木造で表記しています。
- 軽量鉄骨造(S造)※このサイトでは、鉄骨造で表記
- 重量鉄骨造(S造)※このサイトでは、鉄骨造で表記
- 鉄筋コンクリート造(RC造)※鉄筋コンクリート造で表記
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)※鉄筋コンクリート造で表記
下に行くほど強固な建物になり、壁の厚みや気密性によって外気の影響を受けにくくなるため、空調の効きも良くなります。分かりにくいところですが重要です。
④会社の考え方
①~③のことについて分かってはいるものの、会社によっては運営上は、手を抜いていることも多いです。
特に空調については、ずっと入れているのと切っているのとでは経費大きく変わります。
建物の構造も、既存の建物を利用するのでなく、新築する場合は、軽量鉄骨造(S造)または、重量鉄骨造(S造)で建てられていることが多いです。鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)と鉄筋コンクリート造(RC造)以外の建築構造の場合は、空調効率も悪くなるため1年中空調を入れているところはほとんどありません。
そんな場合は、上でも書いたように施設自体をあまり大きくせずに小さな施設で人の出入りが少ない方が、施設内の湿度も上がらずに保たれますので安心です。
トランクルームの”もしもの時にかかる費用を補填する制度”の考え方・内容も会社によって違います。「あんしんケア・安心保証パック」については、こちらのページをご覧ください。
ランキングは、こちらのページをご覧ください。
トランクルーム・3つの種類
使い勝手 管理 | 路面型(屋外)![]() | 路面型(屋内)![]() | 宅配型![]() |
---|---|---|---|
空調 (温度・湿度) | 無し※すのこ・除湿剤を入れたり、荷物の間を空けて風投資をよくする、1~2週間隔で開けてみるなどが必要な事も | 有※運営会社によって、建物構造によって違う | 無し~有※運営会社によって、建物によって、施設ごとに違いがあります。 |
価格 | 安め、階段で出し入れの2階部分は特に安い | 別件の場所や部屋の大きさ出し入れのしやすさで違う | 期間と出し入れの頻度による:半年以内は割高。出し入れが多いと「送料が負担多くなるなど、分かりづらさがある。 |
量 | 主にコンテナのため、量の多い方向け | ロッカーサイズから4.5畳程度まで色々 | 1箱から |
管理 | いつでも見に行ける | いつでも見に行ける、会社によっては、1個でも取り出し送付可能(ゴルフバッグなどの出し入れも) | 1個づつ写真に撮ってくれて携帯で管理、1個から送付可能 |
場所 | 都心には無い、住民が多く土地の空いている23区周辺部に多い | 都心は空きビルが多く利用した施設も多い、周辺の区・住宅街はやや少ない、木造など構造によっては空調が悪い場合も | どこからでも宅配で送れる |
出し入れ | 車を横付けして積み込み積み下し出し入れが簡単 | 駐車スペースが無いとコインパーキング費用が都度掛かる、会社によっては配送依頼も出来る | スマホですぐに出し入れができるが都度送料がかかる |
結局どれが良いの?
どういう使い方をしたいの?何を入れるの・預けるの?によって変わります。
では、以下どんな物には、どんな使い方には、ここを使うのが良いでしょうという一例をご紹介します。
物・使い方 | 路面・屋外型![]() | 路面・屋内型![]() | 宅配型![]() | 例1 | 例2 |
---|---|---|---|---|---|
バイク・ロードバイク | 屋外型コンテナ・バイク用コンテナ、アウトドアグッズなども一緒に保管が出来ます。![]() | キュラーズの店舗の中には屋内BOXの入り口前にバイクを置き保管できるスペースが少ないですがあります。高級バイク向き![]() | 配送含め料金がとても高くなります | 屋内型キュラーズ高輪台店![]() | 屋外型トランクボックス・コンテナ![]() |
家具 | 空調が無いので木製品はカビや割れ、金属製品はサビが心配 | 湿度の低い施設がオススメ、注意※1 | 湿度55~65%、温度20~25℃の宅トラがオススメ | 宅配型宅トラ | 湿度の低い屋内型オススメ上位 |
冬物衣料 | 空調が無いのでカビや虫食いが心配 | 湿度の低い施設がオススメ、注意※1 | クリーニングしてから保管するコースがオススメ、minikuraかサマリーポケット | 宅配型minikuraかサマリーポケット、または、衣料のみなら【リナビス】もオススメ。 | 湿度の低い屋内型オススメ上位 |
BAG・シューズ | 空調が無いため劣化などが心配 | 湿度の低い施設がオススメ、注意※1 | クリーニングしてから保管するか十分汚れを取ってからの保管、minikuraかサマリーポケット | 宅配型minikuraかサマリーポケット | 湿度の低い屋内型オススメ上位 |
布団 | 空調が無いためカビや虫が心配 | 湿度の低い施設がオススメ、注意※1 | クリーニングしてから保管するコースがオススメ、minikuraかサマリーポケット | 宅配型minikuraかサマリーポケット | 湿度の低い屋内型オススメ上位 |
季節家電 | 空調が無いので金属部品のサビなどが心配 | 湿度の低い施設がオススメ、注意※1 | 宅トラのスペースプランはオススメ、他は配送含め料金が高い | 湿度の低い屋内型オススメ上位 | 宅配型宅トラ |
古物・美術・アート・音楽関係 | 空調が無いためカビや虫が心配 | 定温・定湿、耐震・耐火、管理体制:実績のある専用施設なら可※2 | ー | 屋内型寺田倉庫(寺田倉庫はminikuraを運営) | 屋内型上池台トランクルーム |
ワイン | ー | 専用施設なら可 | ー | 屋内型寺田倉庫WINEセラー(寺田倉庫はminikuraを運営) | ー |
※1.路面・屋内型の保管時の注意について
※カビ対策には、預ける前に汚れを落とし乾燥させましょう。屋内型のトランクルームでも、屋外型と同様に荷物を詰め込みすぎず、定期的(月1回程度)のメンテ確認も必要。自分で「すのこ」を敷いたり「除湿剤」を置くようにした方が安心です。
なお、建物の構造が木造や鉄骨造で壁が薄く外気の影響を受け易く、鉄筋コンクリート造の厚みのある壁の建物の方が空調が効くためオススメです。
※2.各社の注意書きと対策
ドッとあ~るトランク他、各社に詳しく出ていましたので下記もご覧ください。
Q:衣類や寝具、布団などの収納はできますか?虫食いなどが心配なのですが大丈夫でしょうか?A:衣類の場合は詰め込みすぎないようにプラスチックケースに入れ、除湿剤や防虫剤を利用いただく等、お客様ご自身での管理をお願いいたします。布団や寝具は圧縮袋に入れて収納などもお勧めしております。その他、事前にクリーニングに出し清潔にされた上でお荷物を保管頂くこともお勧めしております。
Q:カビが生えないか心配なのですが?A:断熱材・通気口にて対策は行っておりますが、可能性はあります。以下の方法にて対策をおすすめします。
ドッとあ~るトランク
・荷物を詰め込みすぎない(通気口は開けておく)
・除湿剤を使用する
・すのこを敷き通気を良くする
・定期的に換気を行う(1・2ヶ月に1回程度)
Q.洋服を入れても大丈夫ですか?
A.毛皮などデリケートな保管環境が必要な衣類の保管はお避けください。一般の衣類についても防虫・防湿のため、衣装ケースを利用して防虫防湿剤と一緒に保管されることをおすすめしています。
ストレージ王
ルームタイプは空調設備を備えておりますが、温度・湿度管理は行っておりません。
プライベートボックス
また、荷物の品質を保証するものではありませんので、お客様ご自身で管理をお願いします。
※3.美術品など保管の注意点

artistや、イラストレーターが作品を宅配型レンタルボックスに保管・預けるのには注意が必要です。
作品の劣化について注意するのはもちろんですが、それよりも注意書きに、預入できないものとして美術品があります。
つまり、美術品となると時価がつき、価格が高くなるので、もしもの時の補償が変わります。トランクルームが、そんな保証は出来ないということです。
配送でも美術品となると価格が変わります。※どうしても預けるのなら寺田倉庫や上池台トランクルーム(上表内)などの扱えるところをお考え下さい。
したがって、上記美術品を扱えるトランクルーム以外は、美術品:絵:作品としてでなく雑貨や実用品として扱ってもらい、補償はいらないとするしかないわけです。
※送付については、30万円までの補償のあるゆうパックや、ヤマト運輸が美術品の輸送を行っています。Casieでも絵を送る時の品名は額縁で送ります。ワレモノ注意と書く位しかできません。
会社別特徴
会社によってそれぞれ考え方が違います。
- 宅配型は、こちらのページよりご覧ください。➡https://kurasii.com/delivery-type-detail/
- 路面型は、こちらのページよりご覧ください。➡https://kurasii.com/ 23区以外は、公式ページにアクセスの上、ご希望の地域にあるかどうかを検索してご覧ください。
「あんしんケア・安心保証パック」の比較
「あんしんケア:キュラーズ」「安心保証パック:ハローストレージ」の比較はこちらのページをご覧ください。➡トランクルームもしもの時にかかる費用を補填!「あんしんケア・安心保証パック」荷物保管時の注意
まとめ
上記を含めて各地域ごと、各ページのランキングになっていますので、以下よりご覧ください。
➡【2022年東京23区の駐車できるトランクルーム】格安おすすめランキング路面型TOP7+α社&宅配型BEST4社、各地域詳細入り口